◆ コンサルタントは研修と同様に、個々の会社の現状と目指す在り方を見据えて、 対話しながら個別にコンサルティングのプロセスを考えていきます。 一律のものはありませんので、後方の「体験者の声」をご参考になさってください。
<頻度> 進歩のために毎月1回を原則と考えていますが、ご要望をうかがいます。
<時間> 半日または終日行います。
なかなか自社だけでは進まない「5S活動」(職場環境を整える整理・整頓・清掃・清潔・躾)を支援してもらいました。始めてみて分かったのは、5S活動を徹底すると意識変革につながるということでした。「なぜ整理する必要があるのか」「いままで放置していたのはどういうわけか」など自分たちの行動をかえりみる中で、責任感や意思決定力が出てきたように思います。当初は大きな反発がありましたが、回を重ねるごとに理解者が増え、全体の雰囲気が明るくなりました。
赤字が続き、社員のやる気も感じられない状態で困っていました。コンサルティングでは、数字をあげることよりも、日々の仕事の中でのコミュニケーションや考え方のレクチャーが多かったため、最初は歩みが遅く感じられましたが、次第に少しずつ成果が表れました。考え方の共有がやはり大事だったと思います。損益計算書の分析によって不必要な経費を削減することもでき、黒字化できました。
ある経営者から、離職率が著しく高く、立て直しを図りたいとご依頼がありました。想いを詳しく伺った後、了承を得て、社員ヒアリングを行いましたが、すべての社員が経営者に不信感を持っていました。暴言を吐く、約束を破る、ずるい、人を差別する――。社員は傷ついていました。しかし、経営者は自分は悪くない、自分は変わりたくないと言います。このような場合、経営者の言動を変えずに、会社だけを改善することはできません。コンサルティングより経営者の心のカウンセリングが必要なこともあります。
経営コンサルティングは第三者でありながら、企業の内情を深く知ることになります。そのため、何よりもまず、互いに信頼し合える「人間関係の質の良さ」を重んじます。万が一、お互いに、何かひっかかる、何か不安だという場合は対話を重ね、解消できない場合はコンサルティングには入りません。また当然ながら「機密情報を厳守」します。経営ジャーナリストの立場からも、機密性の保持は命です。
会社は、人+仕事で成り立っています。人がよりよく変化すれば仕事もよりよく変化しますし、人が変わらなければ仕事も変わりません。よってコンサルティングに欠かせないのは「人の意識の変容」であり、社員のみならず、むしろ経営層が率先してよりよく変わっていくことが求められるのです。これまでの努力を尊重しつつ、必要な場合は変化のサポートをいたします。
コンサルタントは「もう大丈夫。自分たちでやっていけます」と言われることが理想です。あるいは、月1回の訪問が、半期に1度となり、年に1度になる。その会社の自助努力の質が高まり、訪問回数が自然に減っていくことが理想だと考えます。 そのためには、土壌を揺るぎないものにすることが必要であり、目に見える部分(幹や葉・花)と目に見えない部分(根っ子)の双方向からコンサルティングするようにいたします。経営ジャーナリストとして全国の優良企業を取材してきた経験を活かし、 土壌の耕し方や具体的な取り組み策もご紹介します。
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